「うれしい」さしこ大差1位!渡辺麻友、柏木由紀ぼう然

[ 2014年5月22日 05:30 ]

AKB48劇場での選抜総選挙の速報発表。2位で名前を呼ばれ、胸を両手で抑える渡辺麻友

 AKB48の第6回選抜総選挙の速報値が21日夜、東京・秋葉原の専用劇場で発表された。前日20日から始まったファン投票の1日分の集計値で、1位は3万7582票を獲得した指原莉乃(21)。2位の渡辺麻友(20)に1万2000票以上の差をつけての発進となった。6月7日の味の素スタジアム(東京都調布市)での開票イベントに向け、激闘が繰り広げられる。

 劇場で速報発表を見守ったチームBの渡辺や柏木由紀(22)らは、ぼうぜんとした表情で指原の票数を見つめた。

 昨年も速報値1位だった指原の2万8563票を大きく更新する3万7582票。マイクを握ったキャプテン・倉持明日香(24)は「さっしー、凄くない!?正直、びっくりしている」と率直な思いを明かした。

 別の場所で仕事をしていた指原は関係者を通じ「きょう1日、凄く張りつめていたものが自分の中にあったので、早いとは分かっていますが、今、凄く安心しています。HKTから15人(兼任含む)も入ったことも、とてもうれしい」と喜びのコメントを出した。
 今回の焦点は史上初の2連覇を達成できるかどうか。指原としては、「絶対的エース」といわれた前田敦子(22)、その前田と激しいライバル争いを展開した大島優子(25)をイメージ的に超越する絶好のチャンスだ。

 しかし、本番はこれから。昨年の速報値で1万4885票で2位だった渡辺と指原の差はダブルスコアに近く、今回は差をつめた形。それだけに関係者は「逆転の可能性は昨年より高い」とみる。

 劇場で自身の2位発進を確認した渡辺はファンに向かって「ありがとうございます」と神妙な面持ちであいさつ。初の戴冠に意欲満々で、先日のスポニチ本紙の取材には「グループを引っ張っていこうという意識がさらに強くなった。センターになりたいという思いは今まで以上に強くなっているので、よりたくさんの人に応援していただきたい」と闘争心をあらわにしていた。SKE48のエース・松井珠理奈(17)も速報3位で射程圏。昨年9月のじゃんけん大会優勝に続いての2冠制覇を狙っている。

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