「軍師官兵衛」福岡では好調 平均視聴率20%超

[ 2014年4月25日 17:18 ]

「軍師官兵衛」27日放送分から。息絶える兵士たちを無念の思いで看取り、援軍を待ち続ける鹿介(別所哲也)(C)NHK

 NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が九州・福岡地区(北部九州地区)で平均視聴率20%を超える数字を記録している。

 関東地区では初回18・9%(ビデオリサーチ調べ、以下同)と、同地区のここ10年で2番目に低い数字でスタート。4月20日の第16回終了時点で一度も20%台を記録していない。

 ところが、福岡では初回視聴率24・8%と関東を大きく上回る好スタート。第3回で最高の26・2%を記録して以降、数字の前後はあるものの、これまでの平均で20%を超える視聴率をキープ。4月20日の放送も関東地区16・2%に対し、福岡地区では21・0%となった。

 福岡は黒田官兵衛が晩年過ごしたゆかりの地。関東よりも福岡の視聴者にとっては、なじみのある人物という“地の利”はある。それでも、20%という水準を毎回と言っていいほどクリアしているということは、視聴者もある程度納得して見ていると考えて良いだろう。

 視聴率だけが作品の面白さを計る指標ではないが、数回でやめてしまった視聴者も、改めて「軍師官兵衛」に目を向けてみると、それまで気付けなかった作品の面白さを発見できるかもしれない。

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