B’z稲葉浩志6・20ソロ最終公演 47都道府県でライブビュー!

[ 2014年4月25日 05:45 ]

初のライブビューイングを全国47都道府県の映画館で開催するB’zの稲葉浩志

 「B’z」のボーカル稲葉浩志(49)が6月20日に開催するソロライブ最終公演の模様が、全国47都道府県の映画館で同時生中継される。4年ぶりのソロライブは10日間行われ、観客動員が合計1万8000人とB’zの稲葉としては異例の小規模。それだけに生中継はファンには朗報。稲葉は「各地の皆さんに臨場感あるライブを思う存分体感してもらいたい」と意欲を見せている。

 生中継されるのは、6月5日から東京・品川ステラボールで行われる10日間公演の千秋楽。稲葉にとって、ライブを映画館に中継する「ライブビューイング(LV)」はB’zを含めても初の試み。しかも、いきなり47都道府県を制覇するというスケールの大きさだ。

 稲葉のソロ公演は4年ぶり3回目。複数の公演プランがあった中で、スタッフが提示した「同一会場で10日間公演」という未体験の企画が本人の目に留まった。しかも会場のステラボールは、ライブハウスのようなこぢんまりした規模。1公演あたりの動員も約1800人と少なく、ファンにとっては“稲葉に手が届く距離”のプレミアライブとなる。

 これまでのソロ公演は、横浜アリーナなど11会場20公演(04年)、日本武道館など12会場21公演(10年)と大ホールで開催してきた。今回の異例の小規模は発表直後から話題を集め、インターネットの交流サイトには「稲葉さんマジ?」「チケットが手に入る気がしない!」などの書き込みが目立った。

 そんな中、「東京のみで開催されるライブを全国の皆さんに、近くの映画館で楽しんでもらいたい」という稲葉とスタッフの思いもありLVが実現した。LVを数多く手がけるライブ・ビューイング・ジャパン社によると、全都道府県での同時中継は12年に桑田佳祐(58)ら、13年にはEXILEが行っている。「全国での同時中継は、年に数回実施されるかどうかの大イベント」という。

 大スクリーンと迫力の音響によるLVは、ファンが生み出す一体感も含め、高い臨場感が味わえる。稲葉は「同じ空間でも、それぞれの日にしかない特別なことや違う場面を作り上げていけたら最高」と話しており、中継される千秋楽公演へプランを練っている。

 ◆LVのチケット 25日からローソンチケットで先行抽選予約を受け付け。一般販売はローソンチケット、イープラスで5月20日から開始。

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