小保方氏 泣きじゃくる「尊敬する笹井先生に申し訳ない 言葉にならない」

[ 2014年4月16日 19:55 ]

 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は16日、STAP細胞論文共著者の笹井芳樹氏の記者会見について「尊敬する笹井先生が私の過ちのため、厳しい質問に答えている姿を見て、本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。申し訳なさ過ぎて、言葉にならない」と泣きながら話した。

 笹井氏の会見後、代理人の三木秀夫弁護士が、入院中の小保方氏と電話した様子を報道陣に明かした。三木弁護士によると、小保方氏は笹井氏の発言内容に言及することはなかったが、気持ちが沈んでいるようだったという。

 また、三木弁護士は笹井氏の会見に関し「理研の調査委員会が、論文について再調査するかの審査には影響しないだろう」との見通しを示した。

 笹井氏が論文は撤回するのが適切との考えを示したことについては、「弁護団として論文の撤回は検討していない」とあらためて主張した。

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2014年4月16日のニュース