中山美穂帰国　離婚話し合いか、辻仁成と会う予定？に「はい」

中山美穂と辻仁成

　女優の中山美穂（４４）が１０日、居住している仏パリから羽田空港着の全日空機で帰国した。歌手で作家の夫・辻仁成（５４）と離婚協議中であることが明らかになってから、報道陣の前に姿を見せるのは初めて。滞在中に辻と会う予定が「あります」と明言したが、そのほかの質問には無言を貫いた。

　午後４時すぎ、飛行機から降り立った中山は、白と黒のギンガムチェックのシャツに黒いパンツ姿。大勢の報道陣が集まり一斉にカメラのフラッシュがたかれる中、表情をこわばらせ、足早に歩を進めた。先月２４日のＣＭ発表会で胸元まであった髪の毛は、肩までのボブスタイルになっていた。発表会の時と同様、左手薬指に指輪はなかった。

　報道陣から「離婚の話し合いは進んでいるか」「辻の“中性化”が離婚の原因か」などと質問が飛んだが、表情を変えずにノーコメント。髪や手で顔を隠すようにして入国審査に向かった。ただ「辻さんと会う予定はありますか」という質問にだけは、「はい、あります」とはっきりと答えた。

　今回の帰国は、シングルマザー役で主演するＮＨＫ―ＢＳプレミアムのドラマ「プラトニック」（５月２５日スタート、日曜後１０・００）の収録のため。約２カ月間滞在する予定で、この間に辻と会い、離婚に向けた話し合いを進めるとみられる。

　到着ロビーでは居並ぶカメラマンを見て険しい表情に。所属事務所が混乱を避けるためエスカレーターまでの取材可能エリアにカメラマンを整列させたが、中山はそこを避けて歩いた。

　夕方、空港を出た後に更新したツイッターでは、報道陣に対し皮肉を込めたのか「この国は平和なんだにゃ～」とつぶやいた。