たけし 抱腹絶倒のタモリに表彰状 次はさんまが出演!?

[ 2014年3月31日 12:45 ]

「笑っていいとも!」最終回が映し出されたスタジオアルタの大型スクリーンに見入る人たち

 1982年10月に始まったフジテレビ系「笑っていいとも!」(月~金曜正午)が31日、ついに8054回目での最終放送となり、テレフォンショッキングのコーナーにはビートたけし(67)が大トリ出演を果たした。

 たけしは過去には番組レギュラーだった作家の田中康夫氏(57)を引き倒したり、24年ぶりに12年に出演した際には、自身にも「いいとも!」司会のオファーが来ていた裏話を披露するなど視聴者を驚かせてきた。最後のサプライズに期待が高まる中、紋付羽織袴(はおりはかま)姿で登場したたけしを会場は大歓声で迎えた。

 タモリに表彰状を贈ると宣言し、スタンドマイクの前に立ち、32年間の番組をネタに「これは全てゴーストライターが書いたものです。人気と実力を兼ね備えた超一流タレントを呼んでいただきありがとうございます」などと毒舌噴射を食らわせて会場を笑いのるつぼに包んだ。さらに紙おむつ1年分、都バス無料券などのプレゼント目録を渡されたタモリは「心温まる」「都バスはもう無料だ」などと愛情込めたサプライズに笑うしかなかった。

 さらにデビューの頃の秘話に及び、最初はテレビ関係者もキワモノ2人には厳しく「素人扱いだった。3年もつかと言われていたんですよね」と振り返ったタモリ。たけしは「タモさんだけダメになって、俺だけ生き残ろうと思ってた。しかし2人とも残った」と“ざまあみろ”的に大御所らしい発言も。

 番組終了後のタモリの生活を心配したたけしは「ペース変わらないか?囲碁の会でも紹介しようか」などと話すなどトークは快調に進んだ。安倍晋三首相も出演した国民的番組のこのコーナーの幕を下ろしたたけし。最後も「明日の友達」「どんな番組になるか、呼んじゃおう」と生野陽子アナに紙を渡して電話を掛けさせた。そして電話の相手は明石家さんま(58)。たけしからタモリへと電話をリレーし「あした 朝8時くらい、大丈夫」「あした、いいかな?」といつも通り話すと、さんまも「いいとも!」と快諾。最後にさんまにつなぐなど、たけし流サプライズは最後まで終わることはなかった。

 午後8時からは東京・新宿のアルタのスタジオからお台場・フジテレビに舞台を移し、3時間14分にわたり「笑っていいとも!グランドフィナーレ感謝の超特大号」を生放送する。

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