クドカン 14年ぶり月9に不安も…ドM弁護士役「できるのか?」

[ 2014年3月30日 05:04 ]

14年ぶりに「月9」に出演する宮藤官九郎と仲里依紗

 脚本家で俳優の宮藤官九郎(43)が14年ぶりにフジテレビの看板ドラマ枠「月9」に出演する。「極悪がんぼ」(4月14日スタート、月曜後9・00)で、ドMな悪徳弁護士役。2000年1月「二千年の恋」以来の月9となる。

 昨年、脚本を手掛けたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」がブームを巻き起こしたクドカン。今度は役者としての顔を披露する。連ドラ出演自体も12年ぶりとなる。

 ドラマは尾野真千子(32)が月9初主演。同名人気コミックを原作に、巷にあふれる厄介事や無理難題に対処する裏社会エンターテインメント。宮藤が演じるのは、カネのためなら汚い手でも依頼人を助ける強欲な男、ヤメ検弁護士・豊臣嫌太郎。「正義はカネで買うもの」がポリシー。しかし、仕事を離れると「ドM」っぷりを全開する。

 豊臣はスナック「まやかし」のママ・真矢樫キリコ(仲里依紗)にゾッコン。キリコに果敢にアタックし、しばしばボディータッチも仕掛けるものの、全く相手にされない。だが、それがまた快感で、全くひるむ様子がないという一面も持つ。

 宮藤は初収録から“変態シーン”に挑戦。ひざまずき、仲の手を取り、求愛するものの「黙っとれ変態!」と一蹴。それでも「もっと叱ってお仕置きして~」と手に口づけしようとし、思いきり蹴られ、見事なドMっぷりを発揮した。

 宮藤は「12年ぶりの連続ドラマ出演。月9は14年ぶりだそうです。そして生涯初の弁護士役。できるのか?できるんだろうか?立ち位置とか、セリフとか、モニターチェックとか、もろもろ楽しめるのか?」と不安も。

 「でもキャストは百戦錬磨のつわものばかりだし、監督は河毛(俊作)さんだし、きっと優しく介護してくれるに違いない。皆さんの胸を借りて、胸から胸に飛び移りながら1クール乗り切ろうと思います。頑張ってるように見えないように頑張ります」と意気込んでいる。

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