宇津井さん“娘”たちが追悼…泉ピン子「放心状態 泣き明かした」

[ 2014年3月16日 05:31 ]

宇津井健さん=2010年1月24日撮影

 俳優の宇津井健さん(享年82)が慢性呼吸不全のため死去してから一夜明けた15日、追悼の言葉が続々と寄せられた。

 TBSドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で宇津井さんの次女役を演じた女優の泉ピン子(66)はファクスで「訃報を聞き放心状態になりました。親しいスタッフと思い出話をしながら泣き明かしました」と悲痛な心境を吐露。よく一緒に食事をしたといい「私が落ち込んでいると慰めてくれた。役柄の親子というより親しい友人のように接していただきました」と振り返った。長女役の長山藍子(72)も「まさかこんなに早くお別れがくるなんて」と悲しみを表し、五女役の藤田朋子(48)はツイッターで「お父さんが大好きだったよ」とつづった。脚本家の橋田寿賀子氏(88)はスポニチ本紙の取材に「お話しするのがつらいので、取材は全てお断りしている」と語った。17、18の両日、TBSで12年放送のスペシャル版(前後編)が放送される。

 また、宇津井さんの遺作で、昨夏公開された映画「劇場版タイムスクープハンター」で共演した要潤(33)は同作DVD発売イベントで「いろいろ勉強させていただいた」と話した。

 遺体は亡くなった名古屋市内に安置され、近く密葬を行う。後日、お別れの会を開く予定。都内にある宇津井さんの自宅では親族らが出入りしたが、報道陣の問いかけには無言だった。

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2014年3月16日のニュース