佐村河内氏 「感音性難聴」で「聴覚障害者には該当しない」

[ 2014年3月7日 11:26 ]

2002年に障がい者認定を受けた時の診断書を見せて説明する佐村河内守氏

 「両耳の聞こえない作曲家」として知られ、ゴーストライター騒動を巻き起こした佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏(50)が7日、東京都内のホテルで記者会見を開いた。

 佐村河内氏は「3年くらい前から聞き取れることもあったが、音声はひずんでしまい、会話は聞き取れないことがほとんど。手話通訳を必要とすることに偽りはない」と述べた。

 だが、会見前に配布された障害者手帳を交付した横浜市の求めで受けた聴力の再検査の診断書によれば「感音性難聴」と記され「身体障害者福祉法に基づく聴覚障害者には該当しない」とされていた。診断書によれば、聴力は右が48・8dB、左が51・3dBで、語音による検査では、最良語音明瞭度は右が71%、左29%と記されていた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年3月7日のニュース