元プロボクサー歌手・山崎ていじ 遠藤と一緒に“横綱”目指す

[ 2014年2月28日 08:03 ]

大相撲の遠藤(左)と親交があり「応援歌を歌いたい」という演歌歌手の山崎ていじ

 元プロボクサーで演歌歌手の山崎ていじ(56)が27日、東京・新橋の烏森神社で新曲「昭和男唄」のヒットを祈願した。大相撲の東前頭筆頭・遠藤(23)から「一緒に頑張りましょう。僕も一歩一歩、横綱目指して頑張ります」とのメッセージが届いた。

 甘い歌声を武器に、プロ歌手として18年活動。鳴かず飛ばずの時代が続き、今月26日に発売した新曲で「悌史」から「ていじ」へと名前の表記を変えた。「最後のチャンス」と意気込む山崎に角界の新星が熱いエールを送った。遠藤の師匠、追手風親方(元幕内大翔山)を通じて交流を始め、昨年7月に初対面。「お互い頑張ろう」と握手を交わした。同月の名古屋場所で十両優勝した際、山崎が食事に誘って祝福。

 昇進続きの遠藤は3月の春場所で三役昇進を目指す。山崎は「あと1、2年で横綱になるかもしれない。張り合えるように頑張りたい」と意気込み「ぜひ応援歌を歌いたい」。夢はNHK紅白歌合戦出場。尊敬する五木ひろし(65)と共演することが目標だ。

 ◇山崎 ていじ(やまざき・ていじ)本名山崎禎次。1957年(昭32)7月8日、島根県生まれ。高校卒業後プロボクサーに。79年の西日本新人王決定戦でトミーズ雅(54)に敗戦。その後、具志堅用高氏が歌う姿に刺激され歌手を目指す。96年にプロになり、01年メジャーデビュー。1メートル80。

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