乃木坂・生駒里奈 AKB兼任の狙いは“ライバル関係の相乗効果”

[ 2014年2月25日 06:35 ]

AKBへの「交換留学」が発表された乃木坂46・生駒里奈と電話で話す渡辺麻友

 「AKB48グループ 大組閣祭り」が24日、Zeppダイバーシティ東京(江東区)で行われた。「組閣」と称し、国内4グループ12チームの新編成を発表。サプライズ異動は、公式ライバル「乃木坂46」との初の人事交流。乃木坂の生駒里奈(18)がチームBと、SKEの松井玲奈(22)が乃木坂と、それぞれ兼任することになった。

 新生チームBの最後の23人目で「生駒里奈、乃木坂46と兼任」と発表されると、メンバーたちと客席は、どよめいた。チームB新キャプテンに指名された倉持明日香(24)も「乃木坂46は“48グループ”ではないので、(人事交流は)ないと思ってた…」と驚きを隠せなかったほどだ。

 生駒は乃木坂46での活動があり欠席。ドラマ共演などで仲がいい渡辺麻友(19)が電話を入れると「たぶん、みなさんビックリしてると思うんですけど、よろしくお願いします。正直、私もどうすればいいか」と複雑な胸の内を明かした。

 生駒はデビューから5作続けてセンターを務めた乃木坂のエース格。今月22日の横浜アリーナ公演でも歌に、トークに大車輪の活躍を見せた。

 2年前に誕生した公式ライバルからAKBがメンバーを受け入れるのは初めて。前日23日にプロデューサーの秋元康氏(55)から「やってみるか?」と打診があり、「は、はい」と戸惑いながら兼任を決めた。

 サプライズは、これだけでは終わらなかった。SKE48のエース松井玲奈が、乃木坂とチームEを兼任。互いに交換留学生という形で活動する。松井は「どちらのファンの方にも認めてもらえるよう頑張ります」。運営側の狙いは相乗効果。中心メンバーの人事交流で、薄れがちだったライバル関係を再びあおる。選抜総選挙が開催されれば、生駒は参加資格を得られる見込み。

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