タッキー「全体に行き渡るように」　毎回小判８万枚ばらまく

　滝沢秀明（３１）の主演舞台「滝沢歌舞伎２０１４」は博多座（３月６～３０日）と東京・新橋演舞場（４月７日～５月６日）で上演。０６年の初演以来、地方は初進出。３月２２日には通算４００回公演に達する。

　滝沢がＮＨＫ「鼠（ねずみ）、江戸を疾（はし）る」で主演する鼠小僧の場面も登場。盗んだ金品を庶民に還元する役柄にちなんで、１公演につき８万枚ずつ小判を客席にばらまく演出を盛り込む。「お土産になれば。１階席だけでなく、全体に行き渡るよう８万枚用意します」。舞い落ちるように作られた特殊な紙製。公演自体も「いずれ海外に持っていける準備を始めたい。今回が世界への第一歩になれば」と意気込んだ。