実写版で波平役 片岡鶴太郎「日本の茶の間の大黒柱を失った想い」

[ 2014年1月28日 16:44 ]

09年、実写ドラマ「サザエさん」で波平を演じた片岡鶴太郎

 アニメ「サザエさん」で磯野波平の声を務めた声優の永井一郎さん(享年82)が亡くなったことを受け、実写版で波平役を演じた片岡鶴太郎(59)が28日、自身のブログで思いをつづった。

 鶴太郎は、観月ありさ(37)がサザエ役を演じるフジテレビのスペシャルドラマに波平役で出演。09年11月に放送された第1回では、特別出演した永井さんと共演する機会もあった。

 「声を聴いて『ア~っ本物の波平さんだー』と感激と私が波平役で恐縮とで、入り交じった気持ちでした」と当時を振り返った鶴太郎。当時、「“ばかもん!”の声を伝授してもらった。違和感がなく演じられる」と話していた。ドラマはその後3回制作されたが「それ以来、声のトーンは永井さんの波平さんを手本に私に出来る 『波平』を演じて参りました」と永井さんが“お手本”だったことを明かしている。

 「サザエ一家の、いえ日本の茶の間の大黒柱を失った想いです」と日本中から親しまれた“父親”の死を惜しんだ鶴太郎。「生涯現役、生涯波平を御守り頂き有難う御座います。心より御冥福を御祈り申し上げます」と冥福を祈っている。

続きを表示

2014年1月28日のニュース