ざこば 涙の絶叫「たかじんありがとうな」追悼番組で仲直り振り返る

[ 2014年1月25日 14:48 ]

やしきたかじんさん

 3日に急逝した歌手でタレントのやしきたかじんさん(享年64)を追悼する読売テレビ「たかじん追悼スペシャル そこまで逝って委員会」が25日、放送された。

 「そこまで…」はフリーアナウンサーの山本浩之(51)辛坊治郎(57)宮根誠司(50)の3人が司会を務め、橋下徹大阪市長らゆかりのある約20人がパネリストとして登場、山本アナが「たかじんさんは生前、“自分が死んだら墓石に、たかじんのそこまで逝って委員会、という文字を刻んでくれ”と言っていたらしいです」と明かした。

 番組では2003年7月以来開始以来の秘蔵VTRや同局で放送されていた「たかじんnoばぁ~」を見ながら「大阪愛」「乱暴者」などのテーマでパネリストがたかじんさんをしのんだ。

 橋下氏は感謝の言葉とともに「パネリストとして座っていた自分が、たかじんさんの後押しで大阪府知事になって今がある。たかじんさんの自宅では大阪をああしようこうしようという話をしていた」と振り返り、「うめきた」地区の再開発、道頓堀川の水質改善など政策実現につながったことを話し番組を途中退席した。

 さらに桂ざこば(66)のたかじんさんとの仲たがいから番組収録での仲直りの歴史をひもとくと、ざこばは涙をこらえきれず「たかじんありがとうな、本当にありがとう」と絶叫した。

 追悼のVTRには楽天・星野監督や作詞家の秋元康氏、安倍晋三首相も登場、第1次内閣退陣後、実現したたかじんさんとの温泉旅行を回想。「(誘ってくれたのは)たかじんさんの優しさ。あの時、もう一度頑張ろうという気持ちになった」と振り返った。

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