きゃりぱみゅ11カ国公演 2度目の世界ツアー「自分らしさを」

[ 2014年1月20日 05:31 ]

ピーターパン風の衣装を着て歌うきゃりーぱみゅぱみゅ

 歌手きゃりーぱみゅぱみゅ(20)が来月から行う世界ツアーの日程が19日、発表された。2月13日の米シアトルを皮切りに11カ国16公演。3月のオーストラリア、4月のドイツは初開催国。昨年のツアーはすべて北半球だったため、きゃりー旋風は初めて赤道を越える。

 昨年は8カ国18公演で計約2万8000人を動員。今年は約7000人上回る3万5000人規模。オーストラリアはYouTubeに投稿しているきゃりーのミュージックビデオの再生回数が高い国で、現地からラブコールがあり実現した。

 この日は横浜市の横浜アリーナで公演。新曲「ゆめのはじまり」(来月26日発売)など23曲を披露。中盤で「つけまつける」を歌唱すると、きゃりーが悪の凶弾に倒れる演出で会場は一時騒然。それでも、すぐさま立ち上がり“不死身のきゃりー”をアピールして喝采を浴びた。

 会場を埋めた約1万2000人の中には子供たちの姿も多くみられた。覚えやすい歌とパフォーマンス。子供たちに受け入れられていることが文化の違う海外での支持と共通している。

 きゃりーは「初めて行く国はどこも期待と不安があるけど楽しみにしたい」と開幕が待ち遠しい様子。舞台美術もスケールアップし「今回はセットも入るので自分らしさを出していければ」と意気込んだ。

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