大沢樹生 涙の会見 血縁関係否定も「息子を傷つけた」

[ 2014年1月8日 05:30 ]

息子について話がおよぶとこらえ切れずに涙を浮かべる大沢樹生

 元「光GENJI」の大沢樹生(44)が7日、前妻の女優喜多嶋舞(41)との長男(16)が実子かどうかをめぐる騒動について都内で会見した。長男が一部報道で「DNA鑑定の結果は99・9%親子」と反論したことに、大沢は「鑑定書は100%息子が見られない状況」と否定。あらためて血縁関係を否定した上で「彼を思う気持ちは変わらない」と涙を流した。

 先月24日に長男が実子である確率が0%と報じられ、大沢は自宅前で認めたが、公の場に姿を見せたのは騒動後初めて。「息子をもの凄く傷つけた。わびてもわび切れない」と苦悩をにじませた。

 長男が「DNA鑑定には99・9%親子と書いていた。父の留守中に、母(大沢の現在の妻)と探した」と話したとする今月6日発売の「女性自身」の記事には「鑑定書は事務所の金庫の中。100%息子が見られる状況にない」と完全否定。この日は鑑定書を持参せず「この場で見せるのが一番早いんでしょうけど。そんなこと私にはできない」と話した。

 長男が取材に応じたこと自体が信じられないといい、喜多嶋の父修氏が立ち会ったことにも「びっくり」と吐露。「泥仕合を挑まれてるのかな。私はそこに上がる気はない」と話した。DNA鑑定は昨年2月に実施。4月に喜多嶋側にも鑑定結果のコピーが渡された。

 大沢によると「“金目当て、偽造、信用できない”などと言われた。何度でも鑑定する」と応じたという。

 2人は96年に結婚し、翌97年に長男が誕生。05年に離婚し、喜多嶋が親権を持った。親権は喜多嶋が再婚した07年に大沢に移ったが、昨年9月から喜多嶋の両親が持っている。大沢は08年に再婚。9日に第1子の出産予定日を控えている。

 喜多嶋が「親権を渡したことを後悔」とコメントしたことについて聞かれると、大粒の涙をこぼし、「舞さんはしっかり息子に向き合い、母として愛情をかけてください。16年間、僕は普通に息子と思って愛情を注いできた」と声を振り絞った。

 真っ向から食い違う双方の主張。どちらが正しくても、最大の被害者が長男なのは間違いない。

 現在は双方が弁護士を立てて、大沢と長男の「親子関係の不存在確認」について調停中。喜多嶋側はこの日、スポニチ本紙の取材に「コメントすることはありません」と答えた。

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