沢尻エリカ ニコニコ離婚報告 新恋人、長期化理由語らず

[ 2013年12月29日 05:30 ]

所属事務所前で笑顔で離婚を報告する沢尻エリカ

 女優の沢尻エリカ(27)とクリエーターの高城剛氏(49)の離婚がついに成立した。28日未明に双方の公式サイトで発表。高城氏自身が26日、都内の区役所に離婚届を提出した。10年4月に沢尻が離婚の意思を表明して以来、協議は3年8カ月に及んだ。ようやく高城氏と決別した沢尻は28日、報道陣の前に姿を見せ、離婚時のそれとは思えないほどの晴れやかな笑顔を見せた。

 28日午前3時、2人の公式サイトに「このたび、私たちは、2人の未来を考え、離婚することになりました」と連名で報告がなされた。「2人の行く末を、これからも暖かく見守っていただければ幸いです」などと続けた文章はたった5行。3年8カ月に及ぶ離婚騒動は、あっけなく終結した。

 関係者によると、高城氏が26日に都内の区役所へ離婚届を提出。双方が弁護士を立てて協議し、慰謝料はゼロ。互いに相手が不利になることを言わないよう、守秘義務が取り交わされた。年の瀬が迫る時期の離婚に、関係者は「2人とも年内に片を付けて、気持ちよく新年を迎えたかったようです」と説明した。

 沢尻は28日、打ち合わせで訪れた東京・南青山の所属事務所を出る際に報道陣に姿を見せた。まるで結婚会見かと思うようなニコニコとした表情。白いファーのベストを着た派手ないでたちだった。

 沢尻は「お騒がせしてすいませんでした。来年から心機一転、仕事に精を出して活動します」と頭を下げた。ただ、心境を聞かれると笑顔を見せ、「いまはただみなさんに感謝してます。心配かけたファンのみなさん、たくさんの人に感謝しております」と、離婚報告とは思えない“感謝”という言葉が口をついた。離婚成立の“喜び”があったのは間違いない。

 新恋人とされる服飾デザイナーとの交際に関しては無言。「新たな恋は?」と聞かれると、声を弾ませて「仕事を頑張るんでよろしくお願いしまっす」と立ち去った。1月には広告の撮影があり、それ以降もドラマや映画の仕事が決定済みだ。

 2人は09年1月に結婚。1年3カ月後の10年4月に沢尻が離婚の意向を示したが、高城氏が応じずに離婚問題が長期化した。離婚の「Xデー」とした11年5月16日にも動きがなく、さらに2年半が経過。高城氏は「あったことをすべて正直に話しなさい」と要求していたが、それが何だったのか明かされないままだ。長期化した理由なども最後まで明るみにはならず、疑問を残す形となった。

 ≪沢尻の離婚まで≫

 ▼09年1月7日 婚姻届を提出

 ▼1月19日 東京・明治神宮で挙式

 ▼10年4月25日 沢尻の離婚の意向が判明

 ▼10年11月 2人で離婚について話し会いを持ち、高城氏が離婚届を渡す。高城氏は届けを提出する条件として、沢尻に「あったことをすべて正直に話すこと」を求めた

 ▼11年1月23日 沢尻のCM会見で、高城氏の離婚合意を明かす

 ▼1月30日 沢尻が「離婚届はスペインの公証役場に預けてある。署名はまだ」

 ▼2月28日 CM会見で同5月16日が離婚の「Xデー」と明かす

 ▼5月16日 動きはなし。この日は、沢尻が公証役場から離婚届を引き出すことができる“解禁日”だった

 ▼12月 新恋人とされる20代男性との横浜中華街デートを週刊誌が報じる。男性は後に服飾デザイナーと判明

 ▼13年12月26日 高城氏が都内の区役所に離婚届を提出

 ▼12月28日 離婚が成立したことを発表

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