華原朋美 小室と15年ぶり握手 涙の後に「吹っ切れた」

[ 2013年12月5日 05:30 ]

1996年「I’m proud」ヒット謝恩パーティーで、小室のピアノ演奏で歌う華原朋美

 歌手の華原朋美(39)が4日、フジテレビで生放送された音楽特番「FNS歌謡祭」で元恋人の小室哲哉(55)と15年ぶりに共演した。

 破局した98年以来の再会で注目された中、歌ったのは恋人時代を象徴する曲「I’m proud」と「I BELIEVE」。華原は昨年12月の復帰後、最も表現力にあふれた歌声を響かせ、小室はピアノとコーラスで支えた。

 華原は歌い終えると、小室のもとへ歩み寄り「心配ばかりかけてすみません」と謝った上で「これからは前を向いて歩けそうです」と念願の共演を果たせたことに感謝。小室から「頑張ってね」と声を掛けられ握手をすると、15年ぶりに触れた手に熱いものがこみあげてきたのか、感極まって涙を流した。

 先月24日のリハーサルで再会。共演が決まってから、華原は過去の映像を毎日何度も繰り返し見たそうで「服装から髪形まで当時のことを全て思い出して、何を話そうか楽しみにしていた」という。しかし、実際対面した時には「迷惑かけてごめんなさい」と謝ることしかできず、小室はその様子に静かにほほ笑んでいたという。

 放送終了後、取材に「今まで私は何をやってたんだろうと思うくらい吹っ切れた」と明かした。小室と破局後、自殺未遂や薬物依存など不安定な状態が続いた。そんな苦しみ抜いた15年を、懐かしい小室のピアノの音色が、あの手のぬくもりが一瞬で吹き飛ばしてくれた。ただ、熱烈な求愛をしてくれている慶大講師の竹田恒泰氏(38)の存在まで吹き飛んじゃっていないか、そこが心配だ。

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2013年12月5日のニュース