ローチ監督に名誉金熊賞 ベルリン映画祭で授与へ

[ 2013年11月30日 00:57 ]

 来年2月のベルリン国際映画祭で、英国の名匠ケン・ローチ監督(77)に名誉金熊賞が贈られることが決まった。映画祭事務局が29日発表した。ローチ監督は労働者階級に生きる人々や社会の矛盾を描き続け、事務局は授賞理由に「人間への深い興味」を挙げた。

 ローチ監督は2006年に「麦の穂をゆらす風」で、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞。他に「大地と自由」「天使の分け前」などで知られる。03年には高松宮殿下記念世界文化賞を贈られた。(共同)

続きを表示

2013年11月30日のニュース