「となりの関くん」TVアニメに 水木一郎「僕も関くんによく似ている」

[ 2013年11月26日 20:59 ]

「となりの関くん」制作発表会に出席した(右から)水木一郎、下野紘、花澤香菜、森繁拓真さん

 人気コミック「となりの関くん」がTVアニメ化され、テレビ東京で来年1月5日から放送(監督・ムトウ ユージ、毎週日曜、深夜2・05~2・15)されることになり26日、東京・渋谷区のパセラリゾーツグランデ渋谷で製作発表会が開かれた。

 「月刊コミックフラッパー」で連載中の原作にしたアニメで、原作者・森繁拓真さんをはじめ、授業中に一人遊びに興じる男子生徒・関俊成役の下野紘(33)、関くんの遊びを隣の席から観察する女子生徒・横井るみ役の花澤香菜(24)、それに劇中歌「団欒!ロボット家族」を担当する水木一郎(65)が出席。

 発表会ではひと足早く第1話を上映し、それを初めて見た声優・下野は「壮大にし過ぎでしょう」、原作の森繁さんは「かなり迫力が増していて、想像をはるかに凌駕していた感じがします。こうして映像で見ると、命が吹き込まれているような気がします」と感激。

 声優・花澤は「アドリブを下野さんが入れていらっしゃるので、横井(るみ)さんのセリフといかにかぶらずにやるか、と下野さんがすごい頑張ってくださっています」と言うと、下野は「花澤さんのじゃまだけは絶対にしないようにしています」と語り「しゃべりませんけれど、関くんがものすごく活躍して気が抜けないので、やっていて楽しいですね。いかに声を出さないかという声優としてはあるまじきこだわりというものを関くんに関しては持っています。いまから放送が待ち遠しいです」と続けた。

 また、本作に欠かせない名脇役「ロボット家族」をテーマにした劇中歌を披露した水木は「歌詞が、家族の団らんをうたったものなんですけれど、力強くロボットの感じで歌わせていただいています。第1回を見せていただきましたが、面白いですね。僕も関くんによく似ているなと思いました。よくノートにパラパラマンガを描いていて、必ず横から池田さん(同級生)がいろんなことをやっていました(笑い)」と笑顔で話していた。

 オープニングテーマ「迷惑スペクタクル」も歌っている花澤は「歌詞が、横井さんのマンガの中に出てくるようなセリフばかりで、関くんへの迷惑と思っているけど何か楽しんじゃうというもどかしい歌詞がいっぱい詰まっていますので、ぜひ聴いてください」とアピールしていた。

 その両曲とドラマー・神保彰が担当するエンディングテーマ「Set Them Free」などが収録されたアルバム「となりの関くん うたのCD」がキングレコードから来年1月22日に発売される。

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