BIGBANG「お・も・て・な・し!」ドームツアー開始

[ 2013年11月18日 05:30 ]

多くのファンを前にポーズをとるBIGBANG

 韓国男性5人組「BIGBANG」が、海外アーティストでは初の6大ドームツアーを16、17日の西武ドーム(埼玉県所沢市)公演でスタートさせた。

 ソロ活動などを経て、5人での公演は約10カ月ぶり。「HaruHaru」、「FANTASTIC BABY」などのヒット曲を中心に26曲を披露。外気が流れ込むオープンエア型の会場のため、開演時刻の午後5時は気温10度前後。それでも寒さを吹き飛ばす熱気に包まれ、観客約4万人の中にはTシャツ姿で踊る女性も多数見られた。

 度肝を抜いたのは幅20メートル、奥行き8メートルの移動式ステージ。4メートルの高さにレールが組まれ、グラウンドのセンター付近からホームベース方向に約80メートル、アリーナ席の観客の頭上を通過。V.I(22)は「空飛ぶステージみたいですね」とうれしそうにハシャいだ。

 日本デビュー6年目で、日本語も上達した。D―LITEがパワフルに踊り歌う姿を見て、SOL(25)が「精力がすごいね」と言えば、V.Iは「スッポンの血を飲んでる」などとジョーク。来年はファンクラブイベントを開くことを発表し、V.Iは「これがBIGBANGからのお・も・て・な・し!」と今年の流行語で笑わせた。

 リーダーG―DRAGON(25)は、今月27日発売のアルバム「クーデター」でソロでも日本デビュー。収録曲「CROOKED」を初披露した。4月には西武ドームでソロ公演を行っており、「BIGBANGのみんなと一緒に来られて、とても新鮮です」と笑顔であいさつした。

 1度のツアーで6大ドームを回ったのは、日本人でも昨年のMr.Childrenだけ。BIGBANGは15公演で約77万人を動員予定。

続きを表示

2013年11月18日のニュース