西田敏行 桧山進次郎氏に俳優転向オファーも“代打限定”宣言

[ 2013年11月18日 05:30 ]

西田局長から(中央)から仰天オファーを受けた桧山氏

 ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」(金曜後11・17)の収録がこのほど大阪市内の同局であり、虎党で知られる局長の西田敏行(66)が今季限りで現役を引退した阪神の元外野手・桧山進次郎氏(44)に俳優転向の仰天オファーをした。桧山氏は番組に顧問でゲスト出演した。

 「夢でした。希望でした。“代打・桧山”とコールされると心が震えました」。番組の冒頭、再会を喜んだ西田が切り出すと、スタジオ内は大歓声。桧山氏は引退後初のバラエティー出演で、同番組は2004年12月3日放送回以来。「桧山さんこそタイガースの顔。憂いを帯びて寂しげな、それでいてシュアな打撃」と西田は絶賛した。

 極め付きはクライマックスシリーズの現役最後の打席で代打2ランを放ったことという。「もう役者になったら? うちの事務所、今(自分を除いて俳優は)2人しかいないし」。ジョーク交じりに持ち掛け、華麗なる転身を口説いた。

 収録後、桧山氏は俳優転向について、照れ笑いを浮かべながら「無理、無理です」と必死に否定。西田とはスタジオ入りした際に遭遇し、「(現役生活)お疲れさまでした、と声をかけていただきました」とねぎらわれた。

 報道陣から、番組に探偵でレギュラー出演したいかと問われたが、「探偵の方は、依頼内容を解明するために、あちこち回って必ず答えを出すでしょ。ボクには、あんなにうまくできないよ」と苦笑い。「本職は野球人。そこからは離れたくない」と野球評論家として再スタートする意向を強調し、タレント活動は“代打限定”と宣言した。29日放送。

 ≪阪神→俳優は嶋尾康史≫阪神から現役引退後、俳優に転向した元選手としては嶋尾康史(45)がいる。兵庫・東洋大姫路高で後にオリックス、米大マリナーズなどで活躍する長谷川滋利との二枚看板の投手として甲子園出場。1986年ドラフト2位で阪神に入団し、通算3勝7敗1セーブを残し、96年に引退した。98年、テレビ大阪系ドラマ「魚心あれば嫁心」で俳優デビュー。映画は「ミスター・ルーキー」「半落ち」「沈まぬ太陽」などに出演した。

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