大鶴義丹 南相馬市舞台の映画で「ちっぽけな愛を描きたかった」

[ 2013年11月18日 05:30 ]

「裸のいとこ」舞台あいさつに出席した大鶴義丹と佐々木心音

 大鶴義丹(45)が監督した映画「裸のいとこ」の舞台あいさつが17日、都内で行われた。

 福島県南相馬市の被災地が舞台。父の唐十郎(70)が福島第一原発にほど近い大熊町に戦時疎開していたといい、なじみの深い場所だという。「大げさでない、ちっぽけな愛をここで描きたかった。膠着(こうちゃく)した多くの問題に風穴を開けられる気がした」と映画に込めた思いを語った。

 主演はグラビアアイドルの佐々木心音(23)で、大鶴が写真週刊誌のグラビアを見て起用を決めた。大鶴は「昭和っぽい人。中学の同級生のような、恋の原風景みたいな人」とお気に入りの様子。佐々木は「大鶴さんはバラエティーなどで見て、ただの変態…いえ面白い人だと思っていた。現場では凄く真剣に(映画に)向き合っていました」と笑いを誘った。

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2013年11月18日のニュース