祭壇は“襟合わせ”イメージ、花1万8000本で再現

[ 2013年11月15日 05:30 ]

棺の前には、名前の入った愛用の白いマイクが立てられた

島倉千代子さん 葬儀・告別式

(11月14日 東京・青山葬儀所)
 祭壇は、遺影に使った写真で着ている着物の襟合わせをイメージして造られた。高さ3メートル40、幅16メートルで、島倉さんが好きだった淡い紫や白の花約1万8000本があしらわれた。

 代表曲「からたち日記」を歌ってから大好きだったというカラタチの花も使われた。棺の前には、愛用のマイクが立てられ、祭壇前には99年に受章した紫綬褒章の賞状が飾られた。戒名は「寳しょう院千代歌愛大姉」(ほうしょういんせんだいかわいだいし)。「美しき日本の宝の人、千代(永久)に歌を愛する歌愛い(かわいい)人」を意味している。

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2013年11月15日のニュース