石川さゆり 島倉さん最後の歌声に感服「凄さ、偉大さ感じた」

[ 2013年11月14日 15:59 ]

島倉千代子さんの出棺時に流れた「人生いろいろ」を泣きながら口ずさむ石川さゆり(左)と水前寺清子

 8日に75歳で死去した歌手島倉千代子さんの葬儀・告別式が14日、東京都港区の青山葬儀所で営まれ、デビュー時から妹のようにかわいがってもらった石川さゆり(55)は「やさしく、時に厳しくしかってくれる人がいなくなってしまいました」と涙をこらえ弔辞を読んだ。

 告別式後には「本当に私の弔辞で良かったのかと…。島倉さんに教えていただいたこと、かわいがっていただいたこと。ありがとうございますというようにお話できたらいいかと思って、弔辞を読ませていただきました」と目を潤ませて心境を吐露。「先輩に教えていただいたことを忘れないように、一生懸命に歌っていかなければいけないと、あらためて思いました」と歌への誓いを新たにした。

 式では、島倉さんが亡くなる3日前にレコーディングされた最後の新曲「からたちの小径(こみち)」が流された。涙をこらえてじっと聞き入っていた石川は「どんなことがあってもあきらめずに歌をつくり、皆さんにお届けしていくんだという思い。凄いなあと、あらためて島倉さんの凄さ、偉大さを感じました」と語り、大先輩をしのんだ。

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2013年11月14日のニュース