内田裕也が骨折…韓国ロケで転倒、右足首全治2カ月

[ 2013年11月8日 06:00 ]

右足首を骨折する重傷を負った内田裕也

 ロック歌手の内田裕也(73)が仕事先のソウル市内で転倒し、右足首を骨折する全治2カ月の重傷を負った。帰国した裕也は痛々しい姿で7日午後にスポニチ本紙の取材に応じ「恒例の年越しライブ“ニューイヤー・ワールド・ロックフェスティバル”までにはギプスも外れるだろう。松葉づえをついてでもステージに立つ」と気を吐いた。

 裕也は4日に3日間の日程でソウルに飛んだ。年越しライブの冒頭に流す映像の撮影が目的で、昨年の中国・天安門広場に続いて今年も関係がぎくしゃくする韓国に出掛け、映像に平和のメッセージを込めた。

 韓国側スタッフの協力も得て、日本大使館やソウル市内を流れる漢江などを背景に自転車をこいだり、走ったりする姿がカメラに収められた。ハプニングが起こったのは最終日の6日。龍山区にある戦争記念館前での撮影も終了に近づいた午後3時半頃だった。

 「気が緩んだわけではないが、横転してしまった。やっちゃったかなと思い、病院で診察を受けると骨折で全治2カ月という診断だった」

 病歴としては05年5月に網膜中心静脈閉塞(そく)症で左目の緊急手術を受けたことがあるが、松葉づえの世話になるのは初めて。心配される年越しライブについて「絶対に治す。ケガはしたが、韓国でも素晴らしい映像が撮れた。入院せず、自宅療養しながら松葉づえ姿のロックンローラーで頑張るよ」と力強く前を向いた。

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2013年11月8日のニュース