ダライ・ラマ14世作詞&「PPM」作曲でいじめ撲滅ソング

[ 2013年10月29日 10:26 ]

新曲「決してあきらめないで」に込めた思いを語るピーター・ヤーローさん

 米国の伝説的フォークグループ「ピーター・ポール&マリー」(PPM)のピーター・ヤーロー(75)が、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世による詩をアレンジした新曲を日本で来月13日にリリースする。タイトルは「決してあきらめないで」。いじめ撲滅への願いを込め、ヤーローは「互いの“違い”を認め合うことの大切さ」を訴えている。

 いじめの被害に遭っても「愛する気持ち」を忘れないで――。フォークギターの音色に乗せたメッセージを、ダライ・ラマとヤーローが来日し、来月16日に千葉工業大(千葉県習志野市)で共同発表する予定だ。

 2人をつないだのは、ゴダイゴなどを担当した音楽プロデューサー、山田廣作さん(72)=福岡県大牟田市出身。「いじめによる自殺のニュースを聞き、子供たちが幸せな生活を送れるように何かしたいと思っていた」と話している。

続きを表示

2013年10月29日のニュース