「テレフォンショッキング」に納入の生花店も「ショック」

[ 2013年10月24日 06:00 ]

前田敦子がゲストの時に納入されたスタンド花

「笑っていいとも!」終了発表から一夜明け

 「笑っていいとも!」といえば、テレフォンショッキングのゲストを迎える祝い花。納入している生花店「むつ美花店」の田崎一夫店長(44)は「スタジオアルタに花を納品するのがライフワークなので(番組が)終わってしまうのはショック。もっと続けてほしかった」と残念がった。

 「スタンド花」と呼ばれる祝い花を納品するようになったのは25年ほど前。午前10~11時の間に、アルタ7階のステージ裏に搬入している。最も印象に残っているのは「デビュー間もない宇多田ヒカルさんを見られたこと。当時、彼女の生姿は誰も見たことがないような時だったので、間近で見られてラッキーでした」と振り返った。

 スタンド花が多くて驚いたのは、プロボクサーの亀田興毅(26)が09年12月に初出演した時。「全部で120本近く届いて、うちの店だけでも30本ほど納めた。ロビーにも入りきらず、9階の屋上に並べました」。レギュラー陣の笑福亭鶴瓶(61)はいつも優しく「タレントさんとエレベーターに同乗しないようにしているのですが、鶴瓶さんは“どうぞどうぞ”と手招きして、スペースをわざわざ空けてくれるんです」。タモリは納品時にはすでにスタジオ入りしているそうで「毎日毎日、大変ですよねえ」と感心している。

 「テレフォンショッキングのおかげで、スタンド花の認知度は広まりました。今でも“いいともの花をお願い”という注文があります」と感謝の言葉は尽きなかった。

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2013年10月24日のニュース