早大 稲門祭で森繁久彌しのぶ 加藤登紀子ら出演

[ 2013年10月19日 14:46 ]

早大稲門祭で「森繁久彌生誕100周年に寄せて」の企画イベントが行われる

 早稲田の杜に森繁久彌の魂が帰ってくる。今年の早稲田大学稲門祭は10月20日(日)に開催されるが、大隈講堂では「森繁久彌生誕100周年に寄せて」の企画イベントが開催される。

 早稲田第一高等学院から早稲田大学商学部を経て演劇の道に進み、その生涯を映画、舞台、テレビと演じ続け、名実共に日本を代表する俳優・森繁久彌(1913~2009)。大衆芸能では初の文化勲章、国民栄誉賞を受賞するなどその功績は燦然と輝いている。

 今年の稲門祭はその森繁久彌生誕100周年に寄せて、「屋根の上のヴァイオリン弾き」のミュージカルを上演した大隈講堂が舞台になる。オープニングは森繁久彌の写真をスクリーンに投影、同時に「浜辺の歌」が流れる。早稲田OB合唱団が「オホーツクの舟歌」を披露すると、加藤登紀子が森繁作詞の「知床旅情」をカラオケで歌う。東宝ミュージカル、劇団四季などで活躍をした沢木順は森繁へのオマージュ歌「見果てぬ夢」をささげる。さらには、森繁久彌のエッセイを早稲田第一文学部演劇科を経てソルボンヌ大学在学中に俳優デビューした長塚京三が「北海道の秋」などを朗読。今年の稲門祭のテーマである早稲田の「ワ」、森繁久彌の「ワ」をキーワードに生誕100周年に相応しい記念舞台になる。

 日時 2013年10月20日(日)後0:45~1:45
 会場 大隈講堂大ホール
 出演 加藤登紀子、長塚京三、沢木順、萩野谷英成、早稲田OB合唱団(男性コーラスのみ)
 あいさつ 森繁建(森繁久彌次男)

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2013年10月19日のニュース