美川憲一　４９年目で初の国歌独唱「緊張するわ～」

亀田興毅の８度目の防衛戦で国家独唱することが決まった美川憲一（右）

　ボクシングの亀田ジムはＷＢＡ世界バンタム級王者、亀田興毅の８度目の防衛戦（１１月１９日、韓国）で、歌手の美川憲一（６７）が国歌独唱すると発表した。知人の紹介で実現したもので、都内で会見した興毅は「初めての海外の世界戦なんで、心強いわ」と強力“助っ人”の登場を喜んだ。

　歌手生活４９年目で初の国歌独唱となる美川は「緊張するわ～。恥かかないように１１月にレッスン受けようかしら」と力が入る。アウェーで孤立することが予想される興毅には「大丈夫よ。しっかり応援もさせていただくわよ。声は通るのよ」と大声援も約束した。美川といえば、ヒット曲「さそり座の女」が有名。試合２日前の１１月１７日が２７歳の誕生日で、さそり座生まれの興毅は「さそりのような一刺しで、仕留めるよ。さそり座の男になるよ」と５戦ぶりのＫＯ勝利を誓った。