4度目の「唐版 滝の白糸」スタート 大空祐飛「この舞台で解放したい」

[ 2013年10月9日 13:00 ]

舞台「唐版 滝の白糸」に出演の(左から)窪田正孝、大空祐飛、平幹二朗(撮影・細野晋司)

 舞台「唐版 滝の白糸」が8日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで初日の幕を開けた。

 同作品はは75年に唐十郎氏の戯曲を蜷川幸雄氏が演出。劇場ではなく映画の撮影所で大掛かりな舞台装置を用いて上演され、反響を呼んだ伝説的作品で、今回で4度目の上演。

 妖艶でありながら、性悪さと優しさを併せ持つ謎めいた水芸人・お甲を宝塚退団後初のストレートプレイ出演となる大空祐飛(39)、禁断の恋に翻弄される青年アリダを窪田正孝(25)、謎の男・銀メガネを平幹二朗(79)が演じる。

 初日を迎え、演出の蜷川氏は「あらためて唐戯曲の豊かさ、奥深さを痛感している。この作品には出合った時から恋をし続けており、今回はその恋が一つの成就を迎えたと言ってよい仕上がりになった。俳優たちは僕の執ような演出に応え、作品に新たな生命を吹き込んでくれた」と手応えを語っている。大空は「稽古場で蜷川さんからお言葉を頂くたび、自分の薄皮がめくれ、生まれ変わっていくようだった。私のエネルギー全てをこの舞台で解放したい」と意気込みを語った。

 また、窪田は「大先輩の方々から刺激を頂きつつ、僕自身、作品を通してどこまで変化できるか、精いっぱい頑張りたい」とし、平は「不条理、前衛作品と対じする機会の少ない僕にとって、大いなる挑戦の場。原点に戻って取り組むしかない」と大ベテランが新たな挑戦に気合を見せていた。

 公演は29日までBunkamuraシアターコクーン、大阪公演は11月12~16日にシアターBRAVA!で行われる。

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