脱退騒動一転…ニコル残留希望「KARAのメンバーとして終わりたい」

[ 2013年10月8日 06:00 ]

ニコル(右端)はファンの声援に手を振り応える

 韓国女性5人組「KARA」のメンバーで、来年1月に脱退すると報じられたニコル(22)が7日、ツイッターで残留への意向を表明した。

 所属事務所「DSPメディア」との契約は来年1月まで。DSP側は今月4日、「ニコルは再契約の意思がない」とし、脱退は決まったと見られていた。だが、ニコルは「私はKARAのメンバーとして活動を始めたので、最後もKARAのメンバーとして終わりたい」と主張。DSPとの契約が切れても、別の事務所に所属し、KARAとして活動したい考えだ。

 「所属事務所との契約と、KARAのメンバーとしての契約は別のものと考えてもいいと思う」とつづり、再契約しないことと、離脱は無関係とした。ただ、ファンや関係者が不可能とするなら、脱退を受け入れるつもりという。共同電によると、所属事務所関係者は「グループに残るか離れるかは今後話し合う問題」としている。

 再契約しない理由は「個人の目標のため」。ソロ活動を充実させることが目的だ。韓国音楽界に詳しい関係者は「DSPには受け入れがたい話。残留する可能性は低い」との見方を示している。

 KARAは8日開幕の日本ツアーのため7日夜に羽田空港着の航空機で来日。5人そろって到着ロビーに現れた。報道陣が「ニコルさん、脱退するんですか?」「解散するんですか?」などと質問してもノーコメント。サングラス姿のニコルはこの日が誕生日で、ファンから「ハッピーバースデー!」と祝福されると、笑顔で手を振った。唯一、口を開いたハラ(22)は「あしたから頑張ります」と話した。

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2013年10月8日のニュース