たけし 散々ネタにしてきた青山テルマを起用「涙が出るほど感謝感激」

[ 2013年10月1日 06:00 ]

9日に自身選曲のアルバムを発表するビートたけし

 ビートたけし(66)が“因縁”の青山テルマ(25)にラブコールを送った。

 たけしが、自ら選曲したジャズアルバム第2弾「たけしとブルーノート」(9日発売)に、自分で作詞作曲した「浅草キッド」(94年発表)のジャズアレンジ版をボーナストラックで収録。その歌い手にテルマを起用した。

 オファーしたのはたけし自身。というのも、テルマのブレーク当初からその歌唱力に敬意を表しながらも、テレビ番組などでは、たけし流の毒舌で笑いに変えてきた。それだけに「散々ネタにして面白がってきちゃったから、歌ってもらうっていう企画を聞いた時には、そりゃ絶対に無理だなって思った」という。

 そこで“罪滅ぼし”の意味も込めて自ら打診。二つ返事で快諾してくれたといい「こんなにありがたいことはないね。よくぞ、やっていただけました。涙が出るほど感謝感激でございます」と話している。

 指名されたテルマも「たけしさんは芸人として、表現者としてもとても尊敬していました。今回のカバーは本当にプレッシャーがあった」と感激。たけしにとって浅草の売れない芸人時代を回想した大切な曲を、ジャズピアニストの奥田弦(11)の伴奏に合わせて英語で歌唱。「一回一回に最大限の集中力と魂を込めた」と会心の出来をアピールした。

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