上戸彩らが舞台あいさつ 「武士の献立」スペインの映画祭で上映

[ 2013年9月26日 09:29 ]

「武士の献立」上映後に行われたディナーショーの参加者に、箸を配る上戸彩。右は朝原雄三監督

 石川県の北國新聞社が創刊120周年を記念し、松竹と共同製作した映画「武士の献立」がスペイン北部サンセバスチャンで開催中の第61回サンセバスチャン国際映画祭で25日、招待作品として上映され、女優の上戸彩(28)と朝原雄三監督が舞台あいさつに立った。

 「武士の献立」は、加賀藩のお抱え料理人の「包丁侍」を務めた家に嫁いだ妻と不器用な夫の夫婦愛を描く物語。同映画祭の料理映画部門に招待された。

 主役の舟木春を演じた上戸は加賀友禅の着物で登場し「美食で知られるサンセバスチャンでお披露目ができてうれしく思う」と語った。朝原監督は「300年以上も前の侍の話なので複雑かもしれないが、楽しんでください」と話した。

 上映後には、観客らに加賀料理と地元の日本酒を振る舞うディナーショーも開催。サンセバスチャンの会社員マリア・マルコスさん(49)は「スペイン料理とは違う洗練されたおいしさがある」と舌鼓を打った。

 日本では12月14日から一般公開される。(共同)

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