松本明子 歌手再デビュー11.20に14年ぶり新曲

[ 2013年9月25日 10:04 ]

レコーディングに臨む松本明子

 タレントの松本明子(47)が“歌手再デビュー”だ。11月20日にデビュー30周年記念アルバム「くとうてん」を発売。14年ぶりの新曲2曲も収録される。

 「電波少年」シリーズなどバラエティー番組でブレークしたが、デビュー当時はアイドル歌手。83年5月発売の初シングル「♂×♀=Kiss(オス・メス・キス)」など計10曲をリリースした。ヒット曲を出す前にバラエティーに活躍の場を移し「バラドル」の地位を確立したが、当時から歌唱力を高く評価されていた。

 アルバムは99年「ステラ」以来の新曲にも挑戦。「波状の扉」「Dan Danでいいよ」の2曲で、デビュー曲を手掛けた後藤次利氏(61)が、作・編曲を手掛けた。松本自身が選曲したカバー曲「想い出のスクリーン」(八神純子)や「う、ふ、ふ、ふ」(EPO)など5曲を含む7曲が収録されている。

 松本は「30周年を迎えて、原点に返りたいと思いました。やっぱり歌が好きで、歌手になりたくて上京したんだと。1人でも多くの方に、ホッとしていただいたり元気の出る作品になればいいな」と意気込んでいる。

 後藤氏は、おニャン子クラブやAKB48など、人気アイドルの曲を数多く手掛けているヒットメーカー。松本は「デビューは力及ばず惨敗…。紆余(うよ)曲折の末、今のポジションにたどり着いたけど、悔いはやはり歌の道でした」と心に引っ掛かる存在だったという。後藤氏は「歳月は松本さんの歌に、深い味わいを織り込んでいた」と再会を喜んでいる。

 発売日には“アイドルの聖地”東京・池袋サンシャインシティ噴水広場でミニライブを行う。

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