LUNA SEA 初の日本語タイトルは希望込めて「乱」

[ 2013年9月16日 07:58 ]

初めて日本語タイトルのシングル曲「乱」を発売するLUNA SEA

 ロックバンド「LUNA SEA」が初めて日本語タイトルのシングル曲を制作した。11月13日発売の「乱」。テレビ朝日ドラマ「都市伝説の女」(10月11日スタート、金曜後11・15)のオープニング曲としてメンバーが書き下ろした。

 メジャーデビュー22年目で、シングルは18作目。LUNA SEAを象徴する疾走感あふれるロックナンバーだ。RYUICHI(43)が歌う歌詞には、「堕天使」「神」「革命」など、ビジュアル系の寵児(ちょうじ)として暴れまくった頃の原点を想起させる言葉が並ぶ。

 これまで「特別にこだわってきたわけではない」(関係者)が、ヒット曲「STORM」「I for You」など、シングルの曲名はすべて英語だった。新曲はRYUICHIとギターのSUGIZO(44)が話し合ってタイトルを決定。曲に込めた思いをRYUICHIは「世界中で起こっているさまざまな悲しい出来事が終息に向かい、新しい秩序が生まれることへの希望を込めた」と説明。混乱、騒乱、内乱、反乱――という「乱」が世界から消えることを願って名付けた。

 ドラマとのタイアップは13年ぶり。都市伝説を絡めて事件を解決していくストーリーをイメージした。RYUICHIは「世の中の裏側にある真実や、まさに都市伝説といったモノが、世界中の騒乱のタネになっている。曲にはそんなエッセンスをちりばめた」。

 「月」に縁のあるコラボレーションで、「LUNA」がラテン語で「月」に対し、長澤まさみ(26)が演じる主人公の刑事の名は「月子」。都市伝説を描くドラマにふさわしい偶然だ。

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