藤圭子さんの葬儀がなかった理由 宇多田「喪主としての私の判断」

[ 2013年9月5日 14:51 ]

公式サイトで母・藤圭子さんの遺言書があったことを明かした宇多田ヒカル

 歌手の宇多田ヒカル(30)が5日、公式サイトを更新し、先月22日に他界した母親で歌手の藤圭子さん(享年62)のファンに感謝の気持ちをつづるとともに、葬儀が営まれなかった理由を説明した。

 「藤圭子を長年応援してくださった皆様へ」と題したエントリー。「亡き母に代わって、皆様への感謝の気持ちを述べさせてください。長年の応援、ご支援、ありがとうございました」とお礼を述べた。

 葬儀やお別れの会が行われなかったことについて「母の遺体との面会を希望された方もいらっしゃいましたが、やむなくお断りさせていただきました。この場を借りてお詫び申し上げます。母の気持ちを考えた上での、喪主としての私の判断でした」と説明。

 その「母の気持ち」は「遺言書の内容に基づき、出来る限り母の意向に沿うべく」という宇多田の文言から、藤さんが残した遺言書の中にあったとみられる。

 「母は、身内や知人の葬儀には出席せず、自分の時間、自分のやり方でお祈りを捧げる、というポリシーの持ち主でした。葬儀や告別式といったイベントを好むような人ではなかったことを、母をよく知る者、母のためを思う方なら、ご理解してくださることと思います」

 最後は「私も藤圭子のファンでした。今も、この先もずっとファンであり続けます」と結んだ。

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2013年9月5日のニュース