宇多田照實氏 亡くなる8日前に電話「明るい口調」

[ 2013年8月27日 06:00 ]

藤圭子さんの遺体が安置されている斎場では厳重な体制がしかれた

藤圭子さん死去

 藤さんの前夫で音楽プロデューサーの宇多田照實氏(65)もコメントを発表。藤さんが自殺する8日前に電話で話していたことを明かした。

 今月14日に藤さんから電話がかかってきたといい「この時は珍しく明るい口調で、元気そうな純子(本名)の声でした。約8分間、世間話を含め、お願いごとを何件か受け、了承し電話を切りました」と説明した。藤さんはこの12年間、世界各国を旅しており、照實氏や宇多田へ昼夜問わず急に電話がかかってくることがあったという。心の病については宇多田が5歳になる頃に「攻撃的な発言や行動」が目立つようになり、次第に家族も対象に。治療を勧めたことが逆に不信感を招いてしまったことを明かした。

 自ら命を絶った前妻に「最終的に僕から救いの手を差し伸べられなかった悔しさ、大切な人間を失った悲しさでいっぱいです」とつづった。通夜、葬儀は「遺言書に書かれていた本人の強い意志」により行わないという。

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2013年8月27日のニュース