K「ハラボジの手紙」は泣けるテッパン曲 「涙活」にピッタリ

[ 2013年8月19日 10:12 ]

 韓国出身の歌手K(29)が発売中の最新ミニアルバム「641」に収録した楽曲「ハラボジの手紙」が、注目を集めている。自身の祖父母の実話を基に書き、泣ける曲として好評。祖母との思い出を歌った約10分の大曲で、大ヒットした植村花菜の「トイレの神様」と同じ制作陣が手掛けたことでも話題を呼ぶ同曲について、来阪したKがこのほど、本紙に制作秘話を明かした。

 ♪元気か? 俺は元気だ ケナリが咲いた もう春だ じゃあ、また明日――。同曲は、亡くなった妻に毎日手紙を書く老人の姿が描かれる。ケナリは韓国で春の訪れを告げる代表的な花で、題名のハラボジは韓国語でおじいちゃんの意。Kの祖父の実話だ。

 2008年、祖母が他界。その後、「ハラボジは毎日、ハルモニ(祖母)に手紙を書いてるよ」と母から聞いたKは、祖父に会いに行き、手紙を読ませてもらった。祖母に優しくないという印象があった祖父の手紙は、「意外にロマンチックで、愛の言葉が書かれてた」という。ロックバンド「JUN SKY WALKER(S)」のベーシストで、音楽プロデューサーの寺岡呼人(45)に話すと、「それ曲にしよう」と提案された。

 09年から曲を作り始め、翌年のライブで歌ってみた。朝鮮戦争など苦難の時代も共に生き抜いた夫婦のきずなが見える詞とシンプルで美しいメロディーに、客席からはすすり泣く声が響き、評判は上々。11年に兵役で活動休止し、除隊後のことし5月、ようやくCD化された。作品になり、「恥ずかしいと言いながらもうれしそうだった」という祖父は6月に死去した。「生前に韓国語訳も渡して、曲も聴いてもらえた。完成まで待っててくれたんだと思う」とK。同曲がさらに思い入れの深い曲となった。

 8分40秒という長尺の曲で、寺岡がプロデュースし、シングルではなくアルバムに収録された感動曲。共通点が多いことから、“第2のトイレの神様”となることも期待される。実際に最近話題の、能動的に涙を流し心のデトックスを図る活動「涙活(るいかつ)」でも、泣けるテッパン曲として大人気。ヒットの兆しを見せ始めている。

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