五木ひろしが「オイサ」 男衆を激励、博多祇園山笠で集団山見せ

[ 2013年7月13日 18:37 ]

博多祇園山笠の「集団山見せ」で「台上がり」を務め、男衆を激励する歌手の五木ひろし=13日午後、福岡市

 福岡市を代表する祭り、博多祇園山笠で、舁(か)き山と呼ばれる山車が繁華街の天神地区を走る「集団山見せ」が13日にあった。山車に上がり、担ぎ手の男衆を鼓舞する「台上がり」を歌手の五木ひろしが務め「オイサ」と声を張り上げると、観衆から大きな拍手が湧いた。

 五木は博多の各地区が運営する七つのグループ「流」の一つ、中洲流に参加。法被に締め込み姿で気付けの水を浴びながら、男衆とともに街を駆け抜けた。

 五木は博多を舞台にした歌を4月に発表し「福岡特別親善大使」に任命された。今年は福岡県出身の直木賞作家安部龍太郎さんや地元企業社長ら28人が台上がりを務めた。

 舁き山が天神地区を走るのは集団山見せの日だけで、博多地区から福岡市役所前まで1・3キロを疾走した。

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2013年7月13日のニュース