裏から!?マリコ センター曲撮影秘話明かす

[ 2013年7月13日 06:00 ]

AKB48として最後の「ミュージックステーション」に出演、涙を見せた篠田麻里子、写真は総選挙で卒業を発表した時のもの

 22日でAKB48を卒業する篠田麻里子(27)がDVD「ミリオンがいっぱい~A KB48ミュージックビデオ集~」(9月11日発売)で初センター曲「上からマリコ」の撮影秘話を明かした。また、12日に生出演したテレビ朝日「ミュージックステーション」では卒業ソング「涙のせいじゃない」を初披露した。

 篠田が「ミュージックビデオ集」の特典映像の座談会に臨んだのは卒業を発表した6月の選抜総選挙直後。じゃんけん大会初代女王の内田眞由美(19)、メンバーで唯一3回連続でじゃんけん選抜入りしている前田亜美(18)を交え「上からマリコ」の音楽ビデオにまつわるエピソードを紹介した。

 11年の第2回じゃんけん大会で優勝し、初センターを射止めた思い出の曲。06年1月にAKBとしてデビューしてから「初めて(メンバー)一番乗りで撮った作品」と懐かしそうに目を細めた。

 センター初仕事となった当時は午前5時半に現場入りして、撮影が終わったのは夜中。それまでセンターを務めてきた前田敦子(22)、大島優子(24)が長時間の撮影に追われる姿を自身も体験した。「センターって大変だなと!だから、凄いいい思い出」。ジャケット写真では、曲名の文字をリボンにするなど自身のアイデアが採用され「いまだに一番好き」と笑顔を輝かせた。

 現役最後のミュージックステーションでも卒業特集が組まれ、歌ったのはやはり「上からマリコ」だった。トークでは、05年に福岡から上京した時に、友人宅に1万円で住まわせてもらったことや月給4万円のアルバイト生活など意外な貧乏暮らしを告白。「ベランダでカイワレを栽培して食べていた」と笑わせた。

 35回目の出演を締めたのは高橋みなみ(22)、大島らと歌った自身の卒業曲「涙のせいじゃない」。歌唱前には「私は自分の道を一歩進みますが、私の凄く凄く大切で大好きなAKB48の応援、よろしくお願いします」と声を詰まらせた。親友の小嶋陽菜(25)と向かい合って歌うと、一滴の涙が右頬を伝った。13日で卒業まで残り10日。アイドル生活のラストスパートが始まった。

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2013年7月13日のニュース