真木よう子「泣いちゃった」モスクワ国際映画祭で出演作が特別賞

[ 2013年7月1日 06:00 ]

29日、モスクワ国際映画祭の閉幕式に出席した(左から)俳優の大西信満、主演女優の真木よう子、大森立嗣監督

 第35回モスクワ国際映画祭が29日閉幕し、大森立嗣監督の「さよなら渓谷」が審査員特別賞を受賞した。

 大森監督はステージ上で「日本で作った小さい映画ですが、賞をもらってうれしい。胸を張って日本に帰れます」と喜びの言葉を述べた。過激な濡れ場に挑戦した主演の真木よう子(30)と大西信満(37)らも現地入り。真木は「凄く良いチームで(作品を)作り上げた。こういうチームが日本映画にあるなら、私は一生女優を辞めたくないと思わせてくれた」と話し、受賞の瞬間は「泣いちゃった」と明かした。

 日本作品の同賞受賞は1965年「手をつなぐ子等」(監督羽仁進)以来2度目。モスクワ国際映画祭はカンヌなどに次ぐ世界的な映画祭の一つとされている。

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