通天閣歌謡ショー存続へ 串かつ振興会が新劇場

[ 2013年6月28日 11:42 ]

大阪・新世界の通天閣地下劇場の歌謡ショー=2004年

 6月末で閉鎖される大阪・新世界の通天閣の地下劇場で行われてきた歌謡ショーを、地元の「新世界串かつ振興会」が新たに劇場をつくり、存続させる方向で検討していることが28日、分かった。

 同振興会の村藤義文会長(42)によると、通天閣の近くに振興会が所有するビルの5階部分をイベントスペースに改装し、約160人分の座席を確保する予定。運営形態や改装費用などは未定だが、本年度中のオープンを目指すという。

 村藤会長は「20年以上続いてきた歌謡ショーがなくなるのは忍びなく、空いているスペースを活用できれば」と話している。

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