福山ガリレオ「真夏の方程式」プレミアで初の香港訪問

[ 2013年6月28日 06:00 ]

現地媒体に向けた記者会見を行ったペニンシュラホテルから、香港の絶景をバックに記念撮影した福山雅治

 フジテレビドラマ「ガリレオ」の劇場版「真夏の方程式」(監督西谷弘、29日公開)のプレミアイベントが27日夜、香港で行われ、主演の福山雅治(44)が出席した。香港での仕事はデビュー23年目で初めて。行く先々でファンの熱烈な歓迎を受け「こんなに歓迎してもらえるなら、もっと早く来れば良かった。コンサートをできる日が来ればいいな」と現地公演を熱望した。

 天才物理学者「湯川学」が初めて海外に渡った。レッドカーペット会場にはファン3000人が殺到。気温30度、湿度80%の蒸し暑さを物ともせず、涼しい顔で次々と現地テレビ局のインタビューに応じた。「文化や言語が違う国で作品を見ていただけるのはうれしい。喜びもひとしお」。劇中で笑わない湯川が、白い歯を見せた。

 お決まりのセリフで例えるなら「実に面白い」とばかりに、26日夜の到着時から事件級の大騒ぎ。香港国際空港にはファン約700人が集まり、重慶、上海、南京など中国本土からの女性も。空港側は混乱を避けるため、急きょVIPゲートから入国させたほど。車に乗り込む際には「ましゃ~」と愛称で叫ぶファンに、福山は広東語で「ダイガーホゥ(こんにちは)」。車が動きだすまで手を振り続けた。

 93年のドラマ「ひとつ屋根の下」が現地でもヒットし、この時からの人気。08年「ガリレオ」のドラマ第1弾は視聴率約18%を記録、前作の劇場版「容疑者Xの献身」も好成績を残した。これを受け、新作は日本と同日公開で、前作を上回る27館で上映される。地元スター、ジャッキー・チェン(59)の主演作でも約30館というだけに、現地配給会社も期待。繁華街の至る所で「伽俐略(ガリレオ)」と書かれた看板が見られ、ラッピングバスも駆け巡る。

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2013年6月28日のニュース