あくまで“サイドストーリー”だった指原…秋元氏でさえ想定外?

[ 2013年6月10日 08:31 ]

AKB総選挙を制した指原莉乃

 ファンを騒然とさせたHKT48指原莉乃(20)のセンター奪取は、AKB48グループの関係者にとっても“想定外”だった。正統派アイドルではなく、あくまでもAKBのサイドストーリーだった指原。グループの総合プロデューサーとして、さまざまな“サプライズ”を仕掛けてきた秋元康氏も開票前日には「(速報で1位になり)指原本人はまんざらでもない」と笑いながら話していたが、指原によると、1位発表後に秋元氏と会った際には「両手を広げて首をひねっていました。あんまり納得いっていないんじゃないでしょうか」という。

 地域密着型で展開する手法で、国民的アイドルとなったAKB48。だが「支店」と呼ばれる姉妹グループのメンバーが、「本店」であるAKB48の人気メンバーの上をこれほど早く超えるとは予想していなかった。卒業や移籍の発表などを事前にメンバーに伝えず、ライブ中に突如発表するサプライズがだいご味だが、今回は秋元氏でさえも驚かされた。

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2013年6月10日のニュース