西田敏行、三国さんしのぶ「私のスーさんが…信じられません」

[ 2013年4月15日 13:50 ]

2009年12月、映画「釣りバカ日誌20ファイナル」舞台あいさつで、感極まり涙をぬぐう西田敏行(右)と三国連太郎さん

 俳優の三国連太郎さんが急性心不全のため14日に90歳で亡くなり、映画「釣りバカ日誌」シリーズで、三国さん演じる建設会社の社長・鈴木一之助、通称「スーさん」と“万年ヒラ社員”浜崎伝助、通称「ハマちゃん」で名コンビを組んだ俳優の西田敏行(65)が15日、所属事務所を通じて追悼コメントを発表した。

 「釣りバカ」は「男はつらいよ」と並ぶ松竹を代表するシリーズ。1988年12月に第1作が公開。2009年12月公開の第22作「釣りバカ日誌20 ファイナル」で完結した。

 「私のスーさんが逝きました」と故人を役の愛称で呼んだ西田。「いつかこんな日が来ると覚悟はしていたものの、現実にその時が来たと知らされると、にわかには信じられません」と別れを受け入れ難い様子。

 「三国連太郎氏が日本の映画界に残された功績は、計り知れないものです。関わられたどの作品も日本の名作です」と、その業績を称えた。

 「そして私としては、松竹映画プログラムピクチャー【釣りバカ日誌】で22年ご一緒できたことは私の誇りであります」とし「スーさん、お世話になりました。そして心からありがとうございました」と最後は感謝の気持ちをつづった。

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