HIRO「未来を創る」プロデューサーとして若手育成専念

[ 2013年4月3日 06:00 ]

13年をもってEXILEのパフォーマーを引退するHIRO

 「EXILE」のHIRO(43)が、今年いっぱいでEXILEのパフォーマーを引退することを発表した。来年以降もメンバーであり続けるが、立場はリーダー兼プロデューサー。ステージには立たない。

 社長を務める所属事務所「LDH」を通じ、HIROは「13年をもって、EXILEのパフォーマー人生に一区切りをつけ、EXILEの未来を創る新たなステージへ踏み出すことを決意いたしました」と報告。今後は「EXILE HIRO」の名前で、プロデューサーとして若手育成に専念していくという。

 HIROの夢は、メンバーを代えながら「EXILE」というグループを永遠に残していくことだ。EXILEが7人から14人体制へ編成を変えた09年、「世の中に永遠はない。俺も引き際をイメージしながら頑張っていく」と発言。その後は常に引退を考えながら活動してきた。テーマは「EXILEの将来を考えたときに、いつ辞めるのがベストか」だった。

 EXILEは10年の全国ツアーで110万人を動員するなど人気を不動のものにした。昨年、NHK紅白歌合戦に初出場した「三代目 J Soul Brothers」をはじめ、後輩グループも徐々に人気を集めている。「EXILE TRIBE(一族)」としての活動が成熟しつつあるこのタイミングで一線を退くことは、事務所関係者は「ごく自然な流れ」と説明する。

 この引退を「新たなスタート」と表現したHIRO。「エネルギーと情熱の全てを“EXILEの新たな創造”という挑戦に注いでいく」と決意表明した。

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2013年4月3日のニュース