スピルバーグ監督 あの名セリフでカンヌ映画祭審査委員長受諾!?

[ 2013年3月1日 14:57 ]

カンヌ映画祭の審査委員長に抜擢されたスティーヴン・スピルバーグ監督

 巨匠スティーヴン・スピルバーグ(66)が今年5月に開催される第66回カンヌ国際映画祭の審査委員長に抜てきされた。

 カンヌではこれまで、ティム・バートン、デヴィッド・リンチ、マーティン・スコセッシ、イングリッド・バーグマン、クリント・イーストウッド、カーク・ダグラスら映画界の重鎮が審査委員長を務めてきた。

 スピルバーグ監督自身も1974年公開の「続・激突! カージャック」で同映画祭の脚本賞を受賞した経験がある。

 スピルバーグ監督は2月28日に声明を発表し「初めてカンヌ国際映画祭に出席した時の思い出は「E.T.」が公開された時のことで、もう31年も前のことですが、今でも鮮明に覚えています」とし、「カンヌ映画祭は卓越した作品を発掘し、それらを初めて世界へ紹介するためのプラットフォームとしての役割を果たしてきました。映画こそ世界共通言語なのだと長年に渡って証明し続けているこの映画祭で審査委員長を務めることができて、非常に光栄に思っています」と抱負。

  一方、同映画祭のジル・ジャコブ会長も「スティーヴン・スピルバーグはカンヌの常連ですよ。私はスティーヴンに審査委員長を依頼してきましたが、いつも彼は撮影で忙しかったんです。なので今年になってスティーヴンが私にあの有名なセリフ「E.T.、ウチ、デンワ」と言ってきた時には、私はすぐさま理解し、間髪を容れずに「ついに!」と答えたんです」と経緯を語っている。

 第66回カンヌ国際映画祭は5月16日から23日まで開催される。

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2013年3月1日のニュース