まゆゆ センターで知ったあっちゃんの偉大さ「背中を見られる緊張感」

[ 2013年2月26日 11:17 ]

CenterのCの字ポーズで笑顔を見せる渡辺麻友

AKB48 渡辺麻友インタビュー(2)

 ――前田さんが長年務めたセンターを実際にやってみてあらためて思うことは?

 「グループの真ん中に立つポジションなので背負う物も大きいですし、大変なことだと前から思ってはいましたけど、本当の大変さは実際にやってみないと分からないんだなって思いました。こういうポジションでやっていると、前田さんがいかに偉大だったかということが凄くよく分かります」

 ――何が大変ですか?

 「例えば踊る時、今まで自分は2、3列目で、前田さんたちの背中を見ながら踊ってましたけど、真ん中だと自分が背中を見られる側になるので、より一層緊張感が増します。それに、人間は普通、大人数のグループを見る時、自然と真ん中に目が行くじゃないですか!?だから、今までとは全然違いますね」

 ――「So long!」では渡辺さんの隣に珠理奈さんと島崎遥香さんがいて、世代交代のムードがより一層鮮明になっていますね?

 「新しいというか、新鮮というか、やはり、これから私たちが、前へ前へとグループを引っ張って行かなくてはいけないんだなって感じがありますね」

 ――前田さんと大島優子さんはライバル関係でしたが、渡辺さんから見て珠理奈さんや島崎さんはライバルなのでしょうか?

 「ライバルというよりは、これから一緒に頑張っていく仲間という印象が強いですね。やはり、ライバル意識を燃やすより、若い世代がこれから力をつけていかなくてはいけないので、みんなで一緒に頑張っていこう!という感じですね」

 ――でも、例えば珠理奈さんが「UZA」でセンターを務めたりして頑張っていると刺激になるでしょう?

 「なりますね。エネルギーになります」

 ――グループのことを考えるようになったとおっしゃっていましたが、これからAKBをどんなグループにしていきたいと考えていますか?

 「“第2章”と言われているので、一から始めるというか、作り直すというか、今までと違う新しい感じに変えていきたいというのはありますね」

 ――これだけの国民的アイドルグループになったので、ここからまた作り直すのは大変ですよね?

 「難しいことだとは思うんですけど、でも、先輩たちも最初は何もないところから始めてここまで来たので、私たちも不可能ではないんじゃないかと思います。若いみんなで力を合わせて頑張りたいなと思いますね」

 ――前田さんは「絶対的エース」と呼ばれていましたが、渡辺さんはセンターとしてどんな存在になりたいですか?

 「これからたくさん入ってくる後輩たちの憧れの存在になれるように頑張りたいと思います。後輩たちに尊敬されたり見習ってもらえるような人間になりたいと思います」

 ――今年もセンターとしてレコ大を獲らないといけないですね?

 「年末どうなっているか分かりませんけど…。獲りたいです」

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2013年2月26日のニュース