猫ひろし、名言パクった「自分で自分を褒めてあげたい」

[ 2013年2月25日 06:00 ]

<東京マラソン2013>猫ひろしは女子8位のスタラボイタワと競り合ってゴール

東京マラソン

(2月24日 都庁~東京ビッグサイト間42・195キロ)
 猫ひろし(35)は2時間30分45秒の76位でゴールした。昨年2月に別府大分マラソンで記録した自己ベストの2時間30分26秒にはわずかに及ばなかったが、強風の中でのタイムに「自分で自分を褒めてあげたい」と、有森裕子さん(46)の名言を用いて自賛した。

 ロンドン五輪男子マラソンのカンボジア代表に選出されながら、国際陸連の出場資格を満たせず、五輪出場が消滅したのが昨年5月。「リオデジャネイロ五輪を目指す」と、気持ちを切り替えて臨んだ昨年10月のちばアクアラインマラソンは、自己ベストに遠く及ばない2時間35分52秒だった。この時より大幅にタイムを縮めたが「このタイムじゃ、五輪は到底無理」と渋い表情だ。

 2日前に38・9度まで熱が上がり、前日は寝込んだ。沿道の人の求めに何度も「ニャー」と応じ、いくらか時間と体力のロスはあったが、完走後には「猫もしゃくしもアベノミクス」という即興で思いついた新ギャグを披露するなど、まだまだ走れそうな様子。国籍は変えず、このままカンボジア人として高みを目指す。

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2013年2月25日のニュース